寒い朝の温かい出来事(1月21日)

昨日の日中に溶け出した雪は、今朝の放射冷却により、スケートリンクのように凍ってしまいました。歩幅を小さくし、ペタペタと歩くので、どの登校班も到着時刻がいつもよりも遅い様子でした。

しかし、その中でも一段と遅い班がありました。心配したA先生は、その班が登校してくる道を逆方向から少しずつ向かっていきました。すると、先頭を歩く班長のBさんは1年生のCさんにぴったりと寄り添い、ゆっくりと「大丈夫、大丈夫」と声をかけながら歩いてきたそうです。そこまで来る間に、何度も転び、怖くて足が前に出ない1年生のCさんを励まし、歩けると思われる速さを考え、支えながら歩いてきたのでしょう。班のみんなもそれに合わせ、ゆっくりと学校に向かってきました。

保健室で転んで擦りむいた傷の手当てをしてもらっている1年生のCさんに「6年生のBさんに優しくしてもらえてよかったね。Cさんが6年生になったら、Bさんみたいに1年生に優しい6年生にならなくちゃね」と声をかけると、しばらく考えてから「うん」と答えました。すぐに返事をしなかったCさんは、Bさんのすごさを考え、簡単には実行できない優しさなのだと気づいたのでしょう。Bさんが1年生の時には優しい6年生がいたのかもしれません。

寒い朝に心が温かくなる「南部っ子のたからもの」が輝いていました。「南部っ子のたからもの」は、こうやって引き継がれていくのだと思います。

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